2016年09月08日
4年前の秋
2012年の9月にはこんなことを書いていた。
ああ。
改めて、きちんと記しておこう。
・・・・
実家から 帰って来ました。
夏の暑さにまいりながらも なんとかやり過ごした
秋の入口の母の具合はどんなもんだろう と 思っていた。
久しぶりに2晩 実家に泊まった。
姉もいっしょの晩めしは 数年ぶりで 嬉しかった。
ちょっと大人になった とても性格のいい甥ふたりとも話せた。
特に次男は 音楽にいま激しく傾倒しているらしく 応援したくなった。
父は いつものように自由に生きているようすで 息子としては誇らしい。
母は つい1年ちょっと前に脳梗塞で倒れた後遺症が外見的にはわからないので
周囲がどうしても迂闊になるのだが 具合はどうだと聞くと
「疲れやすくなったのよー」と言って 笑った。
あれ以来 強い薬を服用しているらしい。
がしかし ここは医師を信用しよう。
パタパタと 細かな家事を以前と同じ様子で忙しそうにこなす 母だった。
階段をのぼる 母のうしろについて 2階に上がっていたとき
なんだか いつまでたっても こんなおっさんになっても
自分は この人の子どもなんだな と思った。
ただ 時間は 過ぎていくんだな と思った。
もうちょっとだけでいいから
時計の針の進み具合を 遅くできると いいのにな。
そう思いながら 西日が強くならないうちに家を出た。
ああ。
改めて、きちんと記しておこう。
・・・・
実家から 帰って来ました。
夏の暑さにまいりながらも なんとかやり過ごした
秋の入口の母の具合はどんなもんだろう と 思っていた。
久しぶりに2晩 実家に泊まった。
姉もいっしょの晩めしは 数年ぶりで 嬉しかった。
ちょっと大人になった とても性格のいい甥ふたりとも話せた。
特に次男は 音楽にいま激しく傾倒しているらしく 応援したくなった。
父は いつものように自由に生きているようすで 息子としては誇らしい。
母は つい1年ちょっと前に脳梗塞で倒れた後遺症が外見的にはわからないので
周囲がどうしても迂闊になるのだが 具合はどうだと聞くと
「疲れやすくなったのよー」と言って 笑った。
あれ以来 強い薬を服用しているらしい。
がしかし ここは医師を信用しよう。
パタパタと 細かな家事を以前と同じ様子で忙しそうにこなす 母だった。
階段をのぼる 母のうしろについて 2階に上がっていたとき
なんだか いつまでたっても こんなおっさんになっても
自分は この人の子どもなんだな と思った。
ただ 時間は 過ぎていくんだな と思った。
もうちょっとだけでいいから
時計の針の進み具合を 遅くできると いいのにな。
そう思いながら 西日が強くならないうちに家を出た。
Posted by 神戸海次朗 at 08:30│Comments(0)
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